2007年 04月 13日
一緒に歩こう |
ポルトガルで知り合った青年が明日ボローニャにやって来る。何をしよう、何処へ行こうとあれこれ考えている最中に電話があった。ハンガリーに暮らす私の友人が4月の終わりにボローニャに来るのだと言う。ポルトガル絡みの青年が去った直ぐ後にハンガリーの友人、と暫く誰も訪れなかった私の家は急に忙しくなってきた。春は活動の季節なのか、それともみんな私が引越しするのを待っていたのだろうか。訪問者はいつだってウェルカム、しかし迎える準備は自慢ではないが全然出来ていないのが現実で、それが問題だ。そういう訳で如何にして友人が訪れる前に家を片付けるかが本日の私の課題である。遠くから来るのだもの、楽しい滞在であって欲しい。一日くらい仕事を休んでボローニャ旧市街を案内したい。ボローニャに暮らしている人の目線でこの街を見て貰いたいのである。ボローニャの街自体は観光向けではなく大変地味だから一般旅行者はチラリと街の中心を見ただけでフィレンツェやヴェネツィアへ移動してしまうことが多い。確かにこの2都市ときたら見所満載、私にしてもその点については無論同意するがボローニャにもボローニャの良さがある。素朴さという良さなのだ。それを誰に言われなくても発見して汲み取るれる人もいる、しかし大抵の場合は地味な外観にこんなものかと足を止めずに素通りしてしまうのではないかと思う。それでは余りにも残念すぎる、だから私は友人達が来る時にはなるべく一緒に街を散策して、道をあれこれ選んでボローニャの良さを見つけて貰えるようにと案を練るのである。ああ、それにしてももう明日。片付くかなあ。
by yspringmind
| 2007-04-13 13:30
| bologna散策・あれこれ