2008年 07月 16日
楽しいことを考えてみようか |
今、私達の心を一杯にしていること、それは夏の休暇のこと。クリスマス休暇以来、纏まった休暇がなかったから、誰もがこれを目標に生活してきたと言っても過言ではない。少なくとも私は。カレンダーに付けた大きな印に近付いている。あと何日だね、それが今の私達の合言葉だ。勿論長い休暇の前は何時だってとても忙しく、一日中、上へ下への大騒ぎだが、そんなことも長い休暇を迎える儀式と思えば宜しい。さあ、北スペインに行こう。北ポルトガルに行こう。北フランスに行こう。スコットランドも良さそうだ。北に拘ってそんなことをぐるぐる考えては色んな夢を見たけれど、最終的に辿り着いた行き先は何とブダペストであった。素朴で人間味溢れる町。扉ひとつにしても窓枠ひとつにしても私を魅了して離さない町。でも、実は全く考えていなかったのだ、この町に行こうとは。それでいてそう決まったのだから、私とこの町が見えない糸で強く結びついているとしか言いようがない。それにしても受け入れてくれる友が居る、私を待っていてくれる友が居る。それは私が持っている幸運のひとつである。残り2週間半を元気に乗り切ろう、涼しくなり始めた夕方のブダペストの町を散策する自分の姿を想像しながら。昼過ぎの炎天下を歩いている自分の姿は想像しないほうがよさそうだ。
by yspringmind
| 2008-07-16 23:20
| bologna生活・習慣