2007年 02月 13日
自粛生活 |
非常に恥ずかしいことだが告白してしまおう。遊びすぎで疲れが溜まり扁桃腺を腫らせた。それによって益々体力が低下して本日は火曜日にして休業、一日だけ家で自粛することに決めた。私の扁桃腺は私の性格に反してとても繊細だ。少し疲れが溜まったり、ああでもない、こうでもないと悩んでストレスを溜めると敏感に反応するのだ。もう少しタフになってくれると有難いが、扁桃腺に性格改善を求めるよりも私がもっと自覚して健康管理できるようになると良いのだろう。それにしても良い天気。時折風が吹いているが昨日までのキリリと冷たいものではなくほんわりと温かい。窓から外を眺めていると外を歩く人達の姿は軽装。何度位あるのだろう、きっと15度は超えているに違いない。昨日のどんよりネズミ色の一日が嘘のように明るい一日。こんな日に体調不良とは恥ずかしい、それでいて本音を言ってしまえばこんな日に家に居られるのがとても嬉しい。自粛の一日に相応しいのは編み物。これはとても楽しい上に気持ちが落ち着く。一種の瞑想に似たものを感じるのは私だけだろうか。その昔、母に教えて貰いながらセーターなんて大作も作ったが家を飛び出して以来教えてくれる人がいないので、編み物といっても自力で編めるのはマフラーだけ。色や模様を変えて編むのである。暇を持て余しているわけでもないし編む手が早いわけでもないので、ひとつのマフラーを編み上げるのになんと3ヶ月ほど掛かるのが常だが、急がず焦らず思い出した時にする編み物は私の精神テラピーだ。毛糸屋さんを見つけると入らずには居られなくなる、そして気に入った色が見つかると買わずには居られなくなる。今編んでいるのはピンクのカシミア。毛糸屋さんのおばさんに黒髪にはこの色が似合うと言われ、本当かなあ、と疑問に思いながらも嬉しくなって思わず買った毛糸だ。本当はグレーがかった紫か緑色を探していたのだが、こんな衝動買いもたまには宜しい。それにしても2月の中旬の今日、ピンクのマフラーが編み上がる頃にはもうすっかり春になっているに違いない。
by yspringmind
| 2007-02-13 17:15
| bologna生活・習慣