2006年 12月 08日
中世の館 |
今日12月8日、イタリアは Immacolata Concezione (聖母無原罪御宿りの日)というキリスト教上祝日で全国的にお休み。うまい具合に金曜日に当たってくれたおかげで3連休、一足先に週末である。そういうわけで昨日は真っ直ぐ家に帰らず、例のごとく寄り道をした。ボローニャの中心にあるPiazza Maggiore は寒いのに沢山の人が行き来していた。ネプチューンの噴水はライトアップされとても幻想的だった。そしてこの時期になると必ず出現するクリスマスツリーが広場の隅っこに。決して大きくないし豪華でもない。街のイルミネーションもクリスマスツリーも財政的理由か省エネが理由か分からないが年々質素になっているのだ。けれども今年のクリスマスツリーは質素ながらも高感度が高く、初めてクリスマスツリーの写真を撮ってみた。狙って撮った訳ではないが背後のPalazzo di Re Enzo(エンツォ王の館)が中世の雰囲気を醸し出してちょっと良い感じになった。この館は1202年のものでローマ皇帝の子息エンツォが幽閉された館なのだ。一般公開はめったにしていないので普段は気にも掛けていず私にとっては単なる中世の館だが、写真に偶然入ったことで急に関心が高まった。次の一般公開日には訪れることにしよう。中世に栄えた町ボローニャは今も沢山の歴史的建物が残っているので、こうして関心を持ったのをきっかけに少し勉強してみたら良いかもしれない。そうしたら街の散策が更に楽しくなるかもしれないものね。
by yspringmind
| 2006-12-08 14:40
| bologna散策・あれこれ